――――――― ――――― ――― 目を開くと真っ白な天井と蛍光灯が視界に入る。ここは何処? 身体を起こして辺りを見回して漸く気付いた。ここは…病院? 「朱里〜!!心配したんだからね!!」 起き上がってすぐ抱き着いて来たのは、亜美だった。亜美は今にも泣きそうになりながら私に抱き着く。 「…心配かけて、ごめんなさい」 「無事でよかったよ…本当…よかった…」 私、あのまま意識を失ってしまったのね…。慎矢さんが…亜美に連絡してくれたの…?