秘密な契約と掟破りな愛


また再び男が入って来た。今度は相当いらついてるのか、勢いよく入って来る。



「………………」


「……もう、やっちまおうか」



男は銃を握り締めると、男の子の方へと銃口を向ける。



この男……喜怒哀楽が…激し過ぎる…。


このままじゃ…本当に……。



「…ま、待ってっ!!」



それだけはダメ…。


この子にはこれからがあると言うのに。


この子だけは……やめて…。