秘密な契約と掟破りな愛


もうきっと、あんな快楽は味わえないかもしれない。そう思うと一度限りじゃなく連絡先ぐらいは聞いていたらよかったかな。



聞いても無駄ね。彼が素直に答えるなんて思わないもの。彼は遊んでる男の中でも硬派な感じがした。だからかしら…自然と次はないものだと悟ったの。



ホテルの部屋へ入ると男はいきなり後ろから私を抱きしめると首筋へと顔を埋めればその吐息越しから興奮しているのが見て取れる。



余程したかったのだろうか…。時間をかけてするよりも急かせかした感じで愛撫を進めて行き、服を全て脱がせる途中で中へ入って来て情事を終えた。