慎矢さんは警察官と話しをした後、銀行を去って行った…。 さっき、救急車で運ばれた人は大丈夫なんだろうか…。 どうか…無事でいて……。 震える足のまま、私は自分の車へ戻ると深呼吸をしてハンドルを握り締める。 私……何も知らなかった…。 慎矢さんの仕事が大変な事はわかってるつもりだった…。 だけど……私が思っているより……ずっとずっと…危ない仕事だって事……思い知らされた…。