「朱里……元彼がね。前に言ってたんだ。司令官は本当に凄い人だって。あの人がいる限り…誰も死にはしないって……だから…大丈夫だよ」 「……………そっか…」 司令官とは慎矢さんの事…。亜美の言葉は私を落ち着かせる為の言葉なのはわかる。 だけど……素直に受け取れない私がいる…。今は……素直に…受け取れない……。 「……亜美………私…行ってくる…」 「行くって、銀行に?!危ないよ!!」 「大丈夫。近くまでだから…」 私は着替えもせず、そのまま鞄だけを持って更衣室を後にした。