秘密な契約と掟破りな愛


恭子を家まで送り自宅へ帰ると、リビングには朱里が居た。



「おかえりなさい」



その言葉を聞いた瞬間、俺の中が一気に熱くなる。おかえり…か。久し振りに聞いた言葉だな…。



まさか、お前からそんな言葉を聞くなんてな。ってか…お前がこの部屋に居る事自体、違和感あるな。



これから毎日顔を合わせるのか…。



凄い違和感あるが…安らげる俺もいる。