奪う様なキスに耐えられなくなり、足がガクガクと震え今にも腰が抜けてしまいそうになると慎矢さんの力強い腕が腰を抱きしめ支えているのが伝わる。 私、この腕も好きなのね。私の身体を支えてくれる腕も…慎矢さん自身も……全てが好きなのね。 久し振りにする慎矢さんとのキスに酔ってしまい、思考回路停止寸前…。キスをしたまま抱き上げられ寝室へと入る。 これが…最後になるかもしれない。もう、次はないかもしれない…。