秘密な契約と掟破りな愛


「今日は泊まってく?」


「いいえ。帰らなきゃ」


「そっか。久し振りに気持ちよかったよ。やっぱり、朱里との行為が一番感じるな」


「そう?それはよかった」



服を着終えると、そそくさとホテルを後にする。



結局…さっきと気持ちは変わらない。人肌恋しいまま…。



人肌恋しいと言うより……相手が慎矢さんじゃないから…だから虚しさが残るんだわ…。