秘密な契約と掟破りな愛



「こんばん………あ…」


「し、司令官の彼女?!」



いつかのパーティーで会った慎矢さんと同じ職場の明るい人…。



彼が…亜美の彼氏だったの。凄い…偶然ね。まさか…彼だとは思わなかったわ。



「ん?司令官の彼女?朱里は彼氏いないよ~?フリーだよ?」



あっ。それは言っちゃまずいでしょっ。あくまでも振りだけど…隠し通さなきゃいけないのに。



「え?!どう言う事っすか?司令官の彼女じゃないんすか?」



もう~。亜美の馬鹿…。