秘密な契約と掟破りな愛


初めからわかってた事じゃない…。


彼程の男を女がほっておく訳がない。


彼は私じゃなくても沢山女が居る。


私は…何人か居る内の一人に過ぎない。





別に付き合っている訳じゃないんだし…私だって…男が居るんだし……今更気にする事ないじゃない…。



だけど…凄く気になる…。さっきまで、女を抱いてたのよね…。



私を抱く時と、同じ事をするんだろうか…。あの低くハスキーな声で…囁くんだろうか…。



あの力強い腕で……………。



ダメよダメ。私ったら…何を考えてるの…。もう、今日は寝よう。早く寝て明日にはスッキリしよう。