秘密な契約と掟破りな愛


男がくたばった瞬間、振り返り朱里を怒鳴り散らしてやろうかと思ってたが……やめた。



カタカタと震えながら、目に大粒の涙を溜めてる姿を見ると…怒る気が一気に飛んでった…。



「……びっくり…した……私……死ぬんじゃないかって……っ……っ…」



そら怖かったよな。刃物持って追い掛けられたんだもんな。怖い思いしたのは…お前だもんな…。