まあ…どうでもいいか。思い出した所でどうって事ないな。 「私、あなたがいいのよ。あなたとしてみたいわ」 俺は持っていたグラスを落としそうになる。えらくストレートな女だな…初対面の男に警戒心はないのか。 「ねぇ……抱いて…?」 いつもなら女の誘いは断るんだが……この女からは俺と同じ匂いがする。 それに……さっきまでとは違い、妙に色気がある。女に慣れてる筈の俺でも、欲情しちまうぐらいの色気…。