秘密な契約と掟破りな愛


「よく考えてみたら……どうして助けに来てくれたの?公園に用事があったの?」


「…話し方でわかるに決まってんだろが」


「え?何か変だった…?」



気付かれない様にと必死に隠そうとしたんだけど…あの時既に気付いてたんだ…。



「ああ。変だった。何か気にしながら話してんのがわかった」


「…そうなの」



暫くして総合病院に着くと、慎矢さんが外科外来まで案内してくれた。