「この前…捕まえときゃよかったな…」 「……ずっと…つけられてたなんて…知らなかったわ…」 「お前は鈍いからな」 「…ええ。今日思い知らされたわ…」 「一人暮らししてる女は狙われやすいからな…警戒心は必要だ」 「……ええ…その通りね…」 慎矢さんは私を抱いたまま公園の入り口へと出るとそこには車が横付けされていた。 今、漸く震えがおさまり気持ちが落ち着いて来た。彼が傍に居てくれるだけで…こんなにも落ち着く。 気付いたら私はギュッと慎矢さんに抱き着いていた…。