暫く話していると、一気に会場内が物静かになり全員自分の席へと着くと一斉に起立して目の前にある壇上へと視線を向ける。 そこへ現れたのは、二人のボディガード的な人に挟まれた割と年配の男性が居た。 「お疲れ様。日頃の諸君の活躍にはとても感謝している。この場をお借りして深く御礼申し上げる」 暫く男性の話しが続いた後、漸く挨拶が終わり皆で一斉にビールの入ったグラスで乾杯をした。