車を停車させるとそっと車から降りると私は彼の半歩後ろを歩いてエレベーターへと向かう。 エレベーターに乗り彼は12階のボタンを押す。パーティー会場は12階なのね。何人居るのだろうか…。私達…ぎこちないかな? 周りから見てちゃんと恋人に見えるんだろうか…。私から言い出した事なんだから、最後まで責任もたなきゃ…。 「……朱里」 「…ん?どうし……っ…」 エレベーターが10階を過ぎた時、名前を呼ばれて私は不思議そうに彼を見上げると不意打ちで触れるだけのキスをされ身体が硬直した。