「何か食って帰るか?」


そう言われて時計を見ると17:40。


お昼早かったからお腹すいたカモ。


「でもいいの??今日玲ちゃん、食事当番でしょ??」


「んー、孝に頼む」


そう言うと玲ちゃんは孝ちゃんに電話を掛けた。


電話の向こうから孝ちゃんの明らかに不機嫌そうな声が聞こえる。


そんな事おかまいなしに玲ちゃんは電話を強制終了した。


「やっぱり帰ろう?」


孝ちゃん絶対怒ってるし…


「大丈夫。ホラ、飯行くぞ」

玲ちゃんは私の頭をまたポンポン叩いてお店を選びはじめた。