「じゃあ17時に観覧車集合な♪」


えっ??


「あぁ」


短く返事をすると敦史クンは私と同じく戸惑う美佳の手を取って歩き出した。



「別行動??」


「オレと2人じゃヤダ?」


うっ…孝ちゃんに上目遣いに私は弱い。


「嫌とかじゃなくて…」


「じゃあ行こ♪」


そして私達も歩き出した。


はじめは戸惑っていた私もだんだん孝ちゃんのペースに巻き込まれ、いつの間にかテンションMAXで遊園地を満喫していた。





「莉子、最後にアレ乗ろうよ♪」


観覧車?