遊園地のゲートが見えた瞬間なにやら話しながら孝ちゃんと敦史クンは私と美佳を待たせて走っていった。


「莉子聞いてなかったんだ?」


「うん…でもせっかく来たんだし楽しまないとね」


美佳と話しをしていると、ゲートの方から2人が戻ってきた。


「ハイ、莉子」


「へ?」


入場券??


「コレがないと入れないよ♪」


「ありがと、いくらだった?」


「莉子、こういう時は男にいい格好させてよ」


孝ちゃんたら、いっちょ前に(笑


私は素直に奢ってもらう事にした。