「夜子へ

夜子、結婚おめでとう。

夜子が今日の日を迎えることができて、お母さんは本当に嬉しいです。

夜子がまだ小さい頃、お父さんもお母さんも忙しくて、あまり一緒に遊んであげることができませんでしたね。おばあちゃんとお留守番をしていた時、夜子がいなくなったと言われた時は、本当に心配しました。
でも、すぐに見つかって、夜子が、「お母さんの会社に行こうと思ってたの」そう言った時、お母さんは、それまで夜子にどれだけのことを我慢させてきたのかと、初めて後悔しました。

本当にごめんなさい。