そうこうしておりますと、カラオケとDVD用のスクリーンを用意していらした佐々木さんが戻って参りました。

「OKです」

「行きますか」

はいはい。いきますよ。

私はマイクのスイッチをオンにして、お腹の底から声を出しました。