「じゃ、それで」

私が特に反対もせずに受け入れると、いっちゃんが店員を呼びます。

ドリンクと一緒にフライドポテトとサラダも頼みます。
私を待っている間に、きちんとメニュー決めてるじゃないですか。

「7時まではドリンク全品300円なんで…」

店員がそう説明して去って行くと、二人とも時計を確認していました。

「6時50分…」

「ギリギリだったね。ラッキー」

私も、なんとか間に合って胸を撫で下ろしました。