次の日の朝から 洋介とバイクに乗り学校の近くまで行き、別々に登校し、普段通り授業をして 帰りは学校の近くで待ち合わせをして帰っていた。 前と変わったのは バイクを降りてからはひとことも喋らない事と、 帰りにどちらかの家に必ず行き、 抱き合ったり、 キスをする事… あたしは直也に嘘をついて接するのが だんだん苦しくなった。 洋介と直也の間に挟まれて あたしは息もできない状態だった。