ママが帰った後あたしは急いでベンチへと向かった 今日は恭平が心配しないようにちゃんとあったかい格好してこう でもね、どんなに薄着でも恭平がぎゅってしてくれれば全然寒くなんかないんだ どんなに厚いコートよりも人の温もりって温かいんだ ベンチに座りながらしばらく待っていると後ろから足音が聞こえてくる ドキドキ、ワクワクする胸 「恭、平・・・ー」 声を出しかけて振り向いた視線の先には恭平の姿はなかった 恭平の代わりに目の前にいるのは恭平と同じ高校の制服をきた女子高生だった