病院の外に出ると恭平が待っていて、遠くにいる恭平に大きく手を降った でも恭平は恥ずかしがって手を振りかえさずにあたしを待っていた 「お待たせ!」 そういうと恭平はあたしの手を握り歩きだした 寒いけどポカポカした陽気だった まるであたしのための今日なんじゃないかと思うほどの晴れ間 手を繋いで歩いていると小さなお花屋さん 恭平がいつも通るこのお花屋さんであたしは足を止めた 「どうした?」 そう首を傾ける恭平 「ちょっと待ってて!」 あたしはそれだけ言うとお花屋さんの中へ入った