プリクラの前で並んでいると後ろから聞き覚えのある甲高い声が聞こえてきた
「あぁ〜!恭平じゃ〜ん!」
そんな声が耳に入った瞬間ゾクッと背筋が凍りついた
恐る恐る振り返るとそこにはやっぱり麻美の姿
それと知らない男の人
麻美はあたしの方をふと見るとニコッと笑う
「あれ?あなたまだ生きてたんだ〜。病気治ったの〜?」
そんな言葉に胸はぐさりと突き刺される
あたしは恭平の手を強く握り返す
もう片方の手は震えてた
「麻美、お願いだからもうこいつとは関わんな。」
恭平は麻美をまっすぐ見てそう言った
「え〜。恭平がその子と別れて麻美のと付き合ってくれたらいいよ?」
麻美は思い付いたようにそんなことを言い出す
「それはできない。俺、お前のこと好きでもないのに断らないで、まじ最悪って思う。ほんとうにごめん。」
恭平は深く頭を下げる
そんな恭平を見て麻美と一緒にいた男の人が口を開いた

