恭平の腕の中で丸くなる
病院のベットとは全然違う
暖かい
人の体温ってこんなに暖かいんだ
そんなことを考えながら目を閉じだ瞬間
玄関の方からガタンと激しくドアを開ける音が聞こえてくる
ドスドスと足音が近づいてきてそれと一緒に女の人の声
「ちょっとあんたいんの?」
恭平は「ちょっとごめんな」とあたしに苦笑いをし、起き上がる
あたしもベットのうえにちょこんと体育座りをした
なぜか緊張が襲ってくる
恭平がドアを開ける前に乱暴にドアは開いた
「あんた何でいんのよ。」
そう冷たく言い放ちながら部屋に入ってきたのは40代くらいの女の人と、その女の人の肩を抱いた50代くらいのおじさん
恭平はそんな二人を見て舌打ちをする
「うっせえな・・。つうか、酒くせえんだよ。」

