和音








君は








最低だよ








こんなに
大好きなのに








君は
俺との約束を破って








君の
本当に好きな人のところに
行ってしまった。








あの夜
俺は目が腫れるまで
泣いた。








和音が家に帰ってきて
俺におびえている姿を見て
俺は優しく抱き締めて
安心させてやることしか
できなかった。








あの日から
仕事場で泊まるようになったんだ…。