心が開きかけてた
だけど
また氷つこうとしてる。








あたしの心に氷が
増えるほど
重たくて冷たくて苦しい








あたしは
鞄をリビングの机に置いて
リビングに置いてある白い二人掛けのソファーに飛び込んだ。
顔をうつ伏せにして
考える。








7月13日は
星史の誕生日以外に何があったの?
あたしが約束を破ったのに
淳はなんであんなに
優しく抱き締めてくれたの?
あたしを愛してないんじゃないの?








わかんないよ。
モヤモヤして
気持ち悪い…。








「はぁ…」








プルルル