「マジでっ! ちょうだいちょうだい」 「はいはい♪」 あたしは鞄から 星史のプレゼントを取り出して星史に渡す。 「やった! 開けていい?」 「いいよ」 星史は プレゼントを机の上に置いてりぼんをほどく。 中からはクマみたいなぬいぐるみのキーホルダーが 出てきた。 「なんじゃこりゃ?」 まぁ男の子には ピンクのふわふわした感じのクマはちょっとむかないかな…。 「クマのぬいぐるみのキーホルダーだよ♪ イヤだった?」 「全然! 和音がくれたからマジうれしいし!」