俺は寝室に入り 熱で意識がもうろうとして俺かどうか 気付いてない和音。 だって… 「せい…しなの?」 ズキッ… その言葉で はっきりしたんだ…。 和音の心には 『星史』って奴しか いないんだってこと…。 「星史…」 和音が伸ばした 熱い手が俺の頬を触る。 俺は和音の熱い手を ギュッと握りしめた。