朝起きると 淳はもういなかった。 体が重い。 苦しい。 重い体を動かす。 「はぁ…」 朝からため息ばっかり…。 いつもの道を歩いてると 後ろから葵の元気な声。 「おっはよ!って! どうしたのその目!」 「え?」