楽しい時間はやっぱり早く過ぎていく。
もうすぐ6時を知らせようとしていた。


「そろそろ帰る?」
「どうしようか。音菜は乗りたいのある」
「あれ…」
「……観覧車…?」
「よし、行こう」



観覧車の入口は空いていて、すぐに乗れた。