たくさんの星を見ながら。
「凄いだろ」
「うん」
勇二はベッドに座った。
「だけど……その二日後……。」
勇二は天井の星を見つめながら
「母親は死んだ。交通事故だった。」
音菜は勇二を見ることなく、ただ天井の星を見つめている。
「そして、俺はクリスマスに夢を見た。
母親に会った夢。
夢の中で母親は『星に願いを』を歌ってくれた。
翌日、目が覚めると枕元にはこのオルゴールが置いてあった。」
そう言うと再びオルゴールを鳴らした。
音とともに雪が降る。
「その年のクリスマスプレゼントについては何も言わなかった。
母親と約束してたからな。」
「約束?」
「あぁ。オルゴールが欲しいってな。
そしたら本当に守ってくれた。嬉しかったな」
「凄いだろ」
「うん」
勇二はベッドに座った。
「だけど……その二日後……。」
勇二は天井の星を見つめながら
「母親は死んだ。交通事故だった。」
音菜は勇二を見ることなく、ただ天井の星を見つめている。
「そして、俺はクリスマスに夢を見た。
母親に会った夢。
夢の中で母親は『星に願いを』を歌ってくれた。
翌日、目が覚めると枕元にはこのオルゴールが置いてあった。」
そう言うと再びオルゴールを鳴らした。
音とともに雪が降る。
「その年のクリスマスプレゼントについては何も言わなかった。
母親と約束してたからな。」
「約束?」
「あぁ。オルゴールが欲しいってな。
そしたら本当に守ってくれた。嬉しかったな」