電話に出たマイケルからおじさん達かもしれない人がいるという病院を教えてもらった。
次の日。音菜、勇二、勇一はアメリカにいた。
「国際免許、あるから。後で車借りよう」
「……とりあえず行こう。音菜」
事実を受け止める。そう決意したはずなのに、心の何処かで、まだ救いを求めている自分がいる。
「……事実を受け止める為にも行こう。音菜?」
頷くわけでもなく、音菜は勇二の手をギュッと握り返した。
「行くぞ。勇二、音菜ちゃん」
「昨日発生したツアーバスの事故で被害に遭った水沢和樹、水沢美子の家族の者ですが」
「はい、こちらです」
看護師さんに案内されて、病室に入る。そこには何体かの遺体があった。
「……音菜。大丈夫か?」
音菜はただ、勇二の手を握り返す。
「こちらです」
「ありがとうございます」
音菜はその遺体にかけられている白い布を外す。
そこには一昨日まで一緒にいたおじさんの顔があった。
そして、その隣にはおばさんの遺体があった。
次の日。音菜、勇二、勇一はアメリカにいた。
「国際免許、あるから。後で車借りよう」
「……とりあえず行こう。音菜」
事実を受け止める。そう決意したはずなのに、心の何処かで、まだ救いを求めている自分がいる。
「……事実を受け止める為にも行こう。音菜?」
頷くわけでもなく、音菜は勇二の手をギュッと握り返した。
「行くぞ。勇二、音菜ちゃん」
「昨日発生したツアーバスの事故で被害に遭った水沢和樹、水沢美子の家族の者ですが」
「はい、こちらです」
看護師さんに案内されて、病室に入る。そこには何体かの遺体があった。
「……音菜。大丈夫か?」
音菜はただ、勇二の手を握り返す。
「こちらです」
「ありがとうございます」
音菜はその遺体にかけられている白い布を外す。
そこには一昨日まで一緒にいたおじさんの顔があった。
そして、その隣にはおばさんの遺体があった。



