「勇二、音菜ー」
「音菜、楽しかったか?」
「うん」




それからしばらく話してから勇二と音菜はプラネタリウムの前にいる勇一たちと合流した。







「プラネタリウムなんていつぶりだろう」
「さあ……記憶にありませんね」





そうするのが当たり前のように勇二は音菜の手を握り、中へと入っていった。