………九条がコイツを殴った。 「んだよ、てめぇ…」 「梨捺から退いてくんない?コイツ俺のだから」 へっ? 「きゃっ!!」 おもいっきり、あたしを引っ張り自分の学ランをかけた 「……」 笹原裕也は自分のベルトとシャツを直して去って行った。 今になって恐怖感が蘇り またポロポロと涙が出た…。 「おー…泣くなって…よしよし…」