そして…



「えっ、龍介?梨捺ちゃんって!!梨捺ちゃん~」



「…千尋先輩……」



千尋先輩はいつ見ても可愛い…



「…何かあったの?」



「何も無いですよ、本当…」



千尋先輩は何か見通しているような目をしていた。




「龍介…外してくれる?」


「おぅっ、分かった…。」



ニコリと笑い屋上から去っていった龍介先輩