「理沙ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウソ....マジで華だったん!?
つーか華がここまで驚くってどこまで成績悪かったんだ!?マジで...それって華にとっての”悪い”?それとも真剣に悪い?

もし華にとっての”悪い”だったらあたし死にそうにヤバいかも

そんな事を考えている間に理沙は廊下を走って私の隣で今にも気絶しそうになっていた。

「うーん...親に何て言おう...うーん、ん?キャー華!!!何で倒れてんの!?」

あたしが華のほっぺをたたくと華はだんだん意識が戻って来た。

「うーん...?あたしここで何してたんだっけ?」
「えっ?知らないよ、だって華叫びながらあたしの方に走って来て倒れるんだもん」
「あっ!!そうなの!どうしよう理沙、あたしすっごく悪い成績取っちゃった....(T0T)」
「うっそだぁ、どうせB+とかでしょ〜?あたしよりいいじゃん」

すると華はすこし間をあけて口を開けた。

「.....C...」
「え!?聞こえないよ、もっと大きな声で!」
「Cだってば!!!」
「えぇぇぇ!!!!!????何の科目??」
「体育....」
マジかよ
”あの”華がC...しかも体育
体育って一番簡単な科目でなかったかな?ホント
あたしなんか体育いつもA+だったよ〜(^w^)/