「レプリティアン」

僕は彼を見据える。

「このまま地球から去れ。二度とこの惑星に来訪するんじゃない…そしてすぐさまゼータ星に向かい、お前の仲間達もゼータ星から撤退させろ」

「…む、無理な相談だな」

恐怖に顔を引きつらせながらも、レプリティアンは強がる。

「たかがゼータ星人の命令に、俺達戦闘種族のレプリティアンが言いなりになると思うか?」

「きかないのなら、僕が直々にゼータ星まで行く」

強い意志を秘めた眼差しで、僕はレプリティアンを見た。

「次は当てる」