「あの、見てたって、どこからどこまで?」
答えは分かりきりっていたけど、念のため聞いてみた。
「えっと、ブスだの貧乳だの言われて、その後・・・。」
そこまで言って、耳を赤らめる榊原くんの反応を見て、答えは聞くまでもなかった。
「分かった、その続きは、もう・・・大丈夫。」
私もつられて赤くなって呟いた。
「だ、大丈夫だよ!キスしてる所なんて、見てないよ!!」
パニくったのか、榊原くんが、火山が噴火するように赤くなって叫んだ。
なんだか、ホント子供みたいな人だな。
そう思ったら、なんだか笑えてきた。
「見たんじゃん!!」
「あっ!」
大きく口を開ける榊原くんがおかしくて、久しぶりに思い切り笑った。
