柏原にひかれるまま、ひたすら無心で歩く私。 ―ガクンッ どの位歩いたのか、それからしばらく歩いた後、急に足の力が入らなくなり、その場に崩れ落ちてしまった。 突然胸を渦巻く思想。 あの人、この街に居たんだ・・・。 怖かった・・・、きっと、罰が当たったんだ。 こんな私が、浮かれて楽しい時間を過ごしたりしたから。 私には、そんな資格なんて、無いのに・・・。 「大丈夫か?」 気付くと、心配そうにのぞき込む柏原の顔が、すぐ目の前にあった。