どうしてここまでして、この学校に入りたかったのかというと・・・。


男なんかに頼らずに、自分の力で生きていけるようになりたかったから。


そのためには、いい学校に入って、いい企業に就職する事、これしか頭になかった。


小学生の頃から、それだけを胸にひたすら勉強をしてきた私は、周りから見たら変人だと思われていたに違いない。


それでも構わなかった。


男なんか・・・、男なんかに頼らないと生きていけないような女には、なりたくなかったから。




私は、男が大っ嫌いだ。