*  翼をください   * ー俺様柏原の不器用Loveー


眠気と必死に戦って、今は、ようやくお昼タイム。


お弁当箱の蓋を開けると、早くもよだれが口いっぱいに広がった。



見るだけで、ご飯2杯はいけるな。


・・・って、どんだけ貧乏だよ!


なんて、一人寂しく自分にツッコミを入れていると、視界に入るタータンチェックのズボン。


「貧乏くせえ弁当だな。」


「なっ・・・!」


見上げると、楽しそうにほくそ笑む柏原with取巻き女たち。



「ほっといてよ。あんたには関係ないでしょうが!」


そう言って、卵焼きにフォークをブッ刺して、口に入れた。


「まぁ、なんてお下品なんでしょう。さぁ柏原様、カフェへ参りましょう。」


リーダー風の取巻き女がそう言って、柏原の腕を取り教室から出て行った。