*  翼をください   * ー俺様柏原の不器用Loveー


「あいつは柏原紋之丞。柏原グループの御曹司で、見ての通り、顔良し、スタイル良し、ついでに頭もよくて、学園で一番モテる男。

ちょっと口は悪いけど、女の子達には、そこがツボみたいだよ。」


「あの口の悪さは、ちょっとどころじゃないし、あれがツボなんて、今どきの女子高生ってそうなの?」


「今どきの女子高生って、君だって今どきの女子高生でしょ?」


「そうなんだけど・・・、私は今どきじゃないってゆうか、なんてゆうか・・・。」


そう言って頭を抱える私に、爽やかイケメンは、楽しそうに笑った。


「君、面白いね。なんて言うの?名前。」


「森山サラ。」


「サラちゃんか。かわいい名前だね♪僕は、橘清四郎。清四郎でいいよ。よろしくね。」


そう言って差し出す手に、ためらいがちに手を伸ばすと、腕を取られてバランスを崩した。


チュッ♪


清四郎は、慣れた手つきで腰に手を回すと、軽く唇にキスをした。


・・・・・・∑%☆△※□◇!!


ボッと音を立てて、瞬間湯沸かし器のごとく真っ赤になる私を見て、子供のように笑う清四郎(怒)