私がまだ小さい頃に親と見た
恋愛ドラマ。

今で言う‘ありきたり‘な
内容だったけど、その頃の
私にとっては幼稚園の
おままごとより

おにごっこより

遊具より

おひるねタイムより


とっても新鮮で
私の憧れの世界だった。

「いつか運命の人と
巡りあえるって信じてた。
だから私全てを彼方に
捧げるよ?だから
彼方に飛び込んだんだもん」


今でも覚えている
大好きだったドラマのセリフ。



この場面の後に私も
将来の自分に誓った。


いつか運命の人と巡りあう。

それに飛び込んでいく。

全てを彼に捧げる。


言葉の理解がよくない
幼稚園生だから
ドラマのセリフ全部を
真似て誓った。



もうあれから何年も
月日が流れたけど
何ひとつ、誓いを
守れるような
出来事がない。





いつか想像した未来が
今。現実に起こったら
わたしはその中に







飛び込んでいけるのかな。