お化け屋敷

もちろん由紀は雄三さんがいる事を知らない。



というよりも普通の人には見えないのだから、存在を知るはずがない。




「由紀・・・。」



もう1度、雄三さんは名前を呼んだ。



無理だと分かっているが、雄三さんは、由紀に自分の存在を気付いて欲しかったのだ。