お化け屋敷

携帯電話の元まで行き、女子高生もびっくりな速さで番号を押す。



4、5回呼び出し音が鳴った後、相手が電話に出た。



「もしもし。」



その声は今、ドラマがいい時なんだから電話してくるんじゃねぇよ!!的な声をしたお化け屋敷協会の鈴木健一であった。



「ちょっと私、田中です!!鈴木さん!!平安時代の人を送るなんてどういう事ですか!?」


「あぁ。別に平安時代の人だろうが、戦国時代の人だろうが、一つ目小僧だろうが、別に人は人だから関係ないんじゃないですか??」



「そういう問題じゃないでしょ!!!それに一つ目小僧は人間じゃありません!!」



「一つ目小僧は昔人間だったかもしれないじゃないですか!?一つ目小僧を否定しないで下さいっ!!!」


「何で、そんなに一つ目小僧に拘るんですか??意味不明です!!」



「いいですか、一つ目小僧は、」



と言う感じに2人は、平安時代の大納言さんの事を忘れて一つ目小僧についてなぜか口論になっていた。



その頃奈那子さんと雄三さんは、大納言さんと完全に打ち解けて、ゆっくりお茶を啜ったりなんかしていた。