「じゃあ、出かけようかなぁ~。」



と言い、玄関に向かう。



「どっか行くのか??」



と雄三さんが、歯を磨きながら玄関に来る。



「百貨店に、買い物~。」



「お前でも買い物するのか。じゃあ、言ってこい。俺は今日は寝る。」



「いつも一言多いんだから、雄三じいさんは。じゃあ、行ってきま~す!!」


と言い、ドアを開ける。


ドンッ!!



梨花がドアを開けた瞬間、何かにぶつかった。