PM7:30

吉田君との約束の時間だ。

「吉田君、どこの美味しいお酒飲ませてくれるんだろう!!」

梨花は美味しいお酒が飲めるという事で、気分はウハウハだった。

「たっ田中さ~ん!!まっ待たせてすみませんせん!!」

「あっ!吉田君残業お疲れ様ぁ~!!」

「あっああありがとうございます!!じゃあ、ジャア行きましょうう!!」

と田中は、緊張しすぎて噛みまくりながら話している。

ちなみに顔は明太子のように赤い。

「アッハハハ!!吉田君の話し方面白~い!!」

梨花はまったく吉田の緊張に気づいていなかった。

「たっ田中さん!始めに夕食を食べに居酒屋へ行きませんかっか?飲み屋はそのその後ででもいいですか??」

「うん!いいよ~。私もお腹すいてるし!!」

かくして2人は、居酒屋へと向かったのだ。